キー1からきー3までは主にエクセルのデータを操作する設定となっています。
勿論、コピー&ペーストはどのアプリケーションでも共通に使えるので弥生会計でも使用できます。
キー4以降が弥生会計独自の設定になっています。
このイッキーの設定を使用するには弥生会計のメニュー
「ファイル」「環境設定」「キー操作・入力の設定」タブ「帳簿・伝票の設定」
「項目移動の設定」
[Enter]キーで移動する(E)
左右のカーソルキーで移動する(K)
[Home]・[End]キー(H):「項目内でカーソルを移動する」
に設定します。
文字間隔=1に設定するのは、弥生会計操作の中でカーソル移動を複数回繰り返す、同じ文字の繰り返し入力を行う等の処理を簡単にするためで、これにより一時停止を一々使わなくて済みます。(ただし、全ての文字入力時にこの設定が使用されます。)
リピート間隔=0の設定に注意して下さい。(0設定にすることで繰り返し回数は1回のみとなります。)
注)Alt+F1を押してナビゲーションバーを表示しておくと帳簿の切換を直接行えます。
イッキーを使ったデータ入力の方法
データ入力作業は、振替伝票+仕訳辞書+イッキーで行うと作業を単純化できるため効率が良くなります。
振替伝票で入力した後の日付確認は仕訳日記帳で行います。
具体的な入力方法については、キー4〜キー8の説明を参照して下さい。
キー4:短押:カーソルのある行をコピーします。
長押:カーソルのある行をコピーし、その行の上に今コピーした行を挿入します。
キー5:カーソルのある行の上にキー4でコピーした行を挿入します。
キー6,7は借方金額に入れた金額と同額を貸方金額にコピーします。
借方金額欄に金額を入力してからキーを押します。
キー6:短押:金額セットと同時に上の行の貸方勘定科目をコピーします。
長押:金額セットと同時に上の行の貸方勘定科目+補助科目をコピーします。
キー7:短押:金額セットを行いますが貸方勘定科目に補助科目がない時に押します。
長押:金額セットを行いますが貸方勘定科目に補助科目がある時に押します。
一寸分かり難いと思いますが、振替伝票は「登録」しない限り実際のデータには反映されないため、上記操作を実際に試してみることをお勧めします。
データ入力用の仕訳辞書を下記のように作成しておくと便利です。(例:買掛金の場合)
借方勘定科目 |
借方金額 |
貸方勘定科目 |
貸方金額 |
摘要 |
借方補助科目 |
消費税額 |
貸方補助科目 |
消費税額 |
借方税区分 |
貸方税区分 |
買掛金 |
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普通預金 |
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借方勘定科目を基準に仕訳を行い、貸方勘定科目により適宜仕訳辞書を作成します。
実際の登録時は借方、貸方の補助科目の入力迄を先に行い金額入力はその後とし、キー6、7を使います。
最後に摘要内容をセットします。
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